テニスのサーブのあとに肩が痛む|腕を振る動作で肩へ負担が集中する理由

2026年10月2日

テニスのサーブ後に肩を押さえる人物

テニスのサーブ後に肩が痛む背景を、脚・体幹・肩・腕の連続動作から整理します。痛む局面、プレー後の確認方法、休む・相談する目安を解説します。

テニスのサーブのあとに肩が痛む|腕を振る動作で肩へ負担が集中する理由

サーブを打った直後や練習を終えたあとに、「肩の前側が痛む」「腕を上げると引っかかる」「次のサーブを強く振れない」と感じることはありませんか。ラリーでは大きな問題がないのに、サーブだけで肩が気になる方もいます。

サーブは腕だけを振る動作に見えますが、実際には脚で支え、体幹の向きを変え、肩から腕、ラケットへ動きをつなぐ全身運動です。この連続が小さくなった時や、疲労によってタイミングが変わった時には、肩まわりで動きを補う割合が増える場合があります。この記事では、痛む局面の整理、肩へ負担が偏りやすい背景、プレー後の確認点、相談の目安をお伝えします。

サーブのどの場面で肩が痛むかを整理する

最初に確認したいのは、「サーブのあと」という言葉の中でも、いつ痛みを感じるかです。ラケットを後ろへ引く時、腕を頭上へ上げる時、ボールを打つ瞬間、振り切った直後では、肩に求められる動きが異なります。

肩の前側、外側、後ろ側のどこに感じるか、鋭い痛みか重さか、1球目からか本数を重ねてからか、翌朝まで残るかも整理しましょう。利き腕だけに出るのか、首や腕まで広がるのか、サーブ以外のスマッシュや高いボールでも出るのかを確認すると、無理を避ける判断材料になります。

次の練習や試合だけでなく、帰宅後の着替え、洗髪、棚の物を取る動作、睡眠への影響も大切です。競技中の痛みが軽くても、日常生活で腕を上げにくい場合は「プレーできたから問題ない」とは言い切れません。

サーブは腕だけではなく全身でつながる動作

脚から体幹、肩、腕へつながるテニスのサーブ動作サーブは脚、体幹、肩、腕へ動きがつながる全身運動です。図は正しいフォームを示すものではありません。

サーブでは、足元で身体を支え、骨盤や体幹の向きを変えながら、肩と腕を頭上へ運びます。その後、ラケットを加速させ、打球後には腕の動きを減速させます。肩は大きく動くだけでなく、速く動く腕を支え、振り切った腕を落ち着かせる役割も担います。

脚や体幹の動きが十分に使いにくい、トスが毎回大きくずれる、疲労で姿勢を支えにくい、連続してサーブを打つといった状況では、肩と腕で動きを作る割合が増えることがあります。ただし、特定のフォームだけを痛みの原因と断定することはできません。練習量、過去の負傷、肩の動かしやすさ、筋力、回復状態など複数の要因が関係します。

腕を速く振るほど肩には支える働きも必要になる

ボールを打つまでの加速だけでなく、打球後に腕とラケットの勢いを減らす場面でも肩まわりは働きます。サーブの本数が増えたり、疲れた状態で強く振ろうとしたりすると、肩の前側や外側、肩甲骨まわりに負担が偏る場合があります。

痛みが出た時に「肩を回せばほぐれる」と考えて、大きく反動をつけて動かし続ける必要はありません。また、痛みを避けるために肘を下げる、身体を大きく傾けるなど、その場しのぎで動きを変えると別の部位へ負担が移ることもあります。痛みを我慢してフォーム修正を繰り返すより、まず身体の状態と痛む条件を整理することが先です。

肩の痛みは練習後や日常生活にも現れる

プレー中は身体が温まり、集中しているため、肩の違和感を小さく感じることがあります。練習が終わって身体が落ち着いた時、帰宅して着替える時、翌朝に腕を上げた時に痛みがはっきりする場合もあります。

テニスを続けたい方にとっては、サーブの本数だけでなく、次の練習までに痛みが戻るか、仕事や家事に影響していないか、睡眠中に肩が気になるかも重要です。「試合には出たい」「週末の仲間とのテニスを続けたい」「日常生活で困らないようにしたい」など、希望する活動に合わせて状態を考えます。

プレー後に確認したいこと

テニス後の肩の確認と日常動作、相談場面を並べた図解プレー後の肩の状態、日常生活への影響、相談の必要性を順に確認します。

痛みが出たら、同じサーブを何度も打って確かめず、いったんプレー量を落とします。腕を前、横、頭上へ無理のない範囲で動かし、どの方向で痛むか、反対側と比べて大きく動きが違うかを確認してください。強いストレッチや反動をつけた確認は避けます。

その日のサーブ本数、痛みが始まった時点、痛む位置、翌朝の変化を簡単に記録すると、繰り返す条件を把握しやすくなります。休んで落ち着くのか、打つたびに早い段階で再発するのか、日常生活でも痛むのかを見て、次の練習参加を判断しましょう。

続けるか休むか相談するかの目安

軽い違和感で、プレーを中止した後に落ち着き、日常生活や睡眠に影響がない場合は、次回の練習量を調整しながら経過を確認します。一方、サーブのたびに同じ痛みを繰り返す、腕が上がりにくい、夜間も痛む、数日休んでも変わらない場合は、身体の状態を一度確認することを検討してください。

転倒や衝突の後から痛む、肩の形が変わって見える、急に腕を上げられない、力が入らない、しびれが広がる、強い腫れがある場合は、整骨院だけで判断せず医療機関を優先してください。胸の痛み、息苦しさ、冷や汗などを伴う場合は、肩だけの問題と決めつけず緊急の相談が必要です。

テニスのサーブ後に続く肩の痛みをご相談ください

狛江駅前整骨院では、サーブ後に肩が痛む、練習後や翌日に腕を上げにくいといったお悩みについてもご相談いただいています。ご来院時は、痛む局面、肩と肩甲骨まわりの動き、左右差、体幹や股関節を含む身体の使い方、練習量などを確認します。

そのうえで、状態に応じて手技、ハイボルテージ、BMK骨盤矯正、楽トレ、鍼施術などの選択肢をご案内します。適した内容は状態により異なり、特定の施術や回数をこの記事だけで決めるものではありません。テニスを続けながら無理を重ねないために、同じ痛みを繰り返している方は現在の状態をご相談ください。