ゴルフのスイングで肩が痛くなる方へ|体幹の硬さで肩甲骨の使い方が崩れる理由
2026年10月9日
ゴルフのスイングで肩が痛む方へ。体幹の回旋が小さいと肩甲骨や肩周辺へ負担が偏りやすい背景、プレー前後の確認点、休む・相談する目安を解説します。
ゴルフのスイング中や練習後に、肩の前側や外側、肩甲骨の周辺が痛むことはありませんか。トップまでクラブを上げたとき、切り返しからインパクトへ向かうとき、フォロースルーで腕が身体を横切るときなど、痛む局面は人によって異なります。
ゴルフは腕だけでクラブを振る動作ではありません。足元から骨盤、体幹、肩甲骨、腕へと動きが連続するため、体幹が動きにくい状態では、その先にある肩や肩甲骨周辺がいつもより多く動いて補おうとする場合があります。ただし、肩の痛みにはさまざまな状態が関係するため、「体幹が硬いことが原因」と一つに決めつけることはできません。まずは痛む場面と経過を整理しましょう。
肩が痛む局面と次の予定を整理する
最初に確認したいのは、痛みが出るタイミングです。アドレスからトップまで、切り返し、インパクト、フォロースルーのどこで痛むのか、右肩か左肩か、素振りでも痛むのか、球数が増えると強くなるのかをメモします。右打ちでは左肩がリード側になりますが、痛む側だけで状態を判断することはできません。
練習直後だけでなく、長時間の運転後、着替え、棚へ手を伸ばす動作、翌朝のこわばりも確認します。次のラウンドや仕事の予定がある場合は、痛みを我慢して続ける前に、日常動作まで影響しているかを判断材料にしてください。
ゴルフスイングは体幹と腕が連動する動作
スイングでは骨盤や胸郭が回り、その動きに合わせて肩甲骨と腕が動きます。肩甲骨は腕と体幹の間にあり、腕を動かすための土台として働きます。クラブを振る速度が上がるほど、身体の各部分が順番につながることが重要になります。
一方で、胸まわりや体幹の回旋が小さくなると、クラブを必要な位置まで運ぶために腕を大きく上げる、肩を強く横へ動かす、上体を反らすなど、別の部分で動きを補うことがあります。この補い方が繰り返されると、肩甲骨周辺の筋肉や肩関節へ負担が偏る一因になります。
体幹が硬いと肩甲骨周辺へ負担が偏りやすい理由
体幹の回旋が小さいと、肩や肩甲骨周辺の動きでスイングを補う場合があります。
肩甲骨は肋骨の上を滑るように動き、腕の上げ下げや身体の回旋に合わせて位置を変えます。体幹が回りにくいまま腕だけでクラブを動かそうとすると、肩甲骨が体幹の動きと合わせにくくなり、肩の前側、外側、首に近い部分、肩甲骨の内側などに張りや痛みを感じることがあります。
また、長時間のデスクワークや運転で背中が丸まった状態が続いた後は、胸まわりを回しにくく感じることがあります。そのまま練習を始めると、普段より肩を使って振っているように感じる方もいます。これはフォームの良し悪しだけの問題ではなく、その日の疲労や可動性、練習量も含めて考える必要があります。
肩の負担はプレー後の日常生活にも現れる
練習後だけでなく、運転や着替え、翌朝の動作でも肩の状態を確認します。
肩の症状はスイング中だけに現れるとは限りません。ラウンド後にキャディバッグを車へ積む、帰りに長時間運転する、帰宅後に上着を脱ぐ、翌朝に高い所へ手を伸ばすといった動作で痛みに気づくことがあります。
「次のラウンドには参加したい」「練習は続けたい」「仕事や家事に影響を残したくない」など、希望も人によって異なります。同じようなお悩みでご相談いただく際は、競技中の痛みだけでなく、翌日の生活や次の予定まで含めてお話を伺います。
自分で確認するときは痛みを再現し過ぎない
左右へゆっくり振り向いたときの体幹の動かしやすさ、腕を無理のない範囲で上げたときの左右差、何球ほどで痛みが出るかは、状態を伝える手がかりになります。ただし、痛む方向へ何度も強く動かしたり、クラブを振って症状を確かめ続けたりする必要はありません。
練習前は軽い動作から始め、違和感が増える場合は球数や強度を下げます。強く伸ばせば解決するとは限らないため、反動をつけたストレッチや、痛みを我慢した大きな素振りは避けましょう。
続けるか休むか相談するかの目安
軽い張りがあり、日常動作に影響せず、動かしても強くならない場合は、練習量を抑えて経過を確認する選択肢があります。一方、振るたびに痛みが増える、夜間も痛む、腕を上げにくい、力が入りにくい、しびれがある、転倒や地面を強く打った後から痛む場合は、プレーを中止して医療機関へ相談してください。
数日休んでも変わらない、ラウンドのたびに繰り返す、仕事や着替えに影響する場合も、原因を自己判断せず医療機関や身体の専門家へ相談する目安です。急な強い痛みや明らかな変形、腫れ、発熱を伴う場合は、整骨院より先に医療機関での確認を優先します。
こうした肩のお悩みでご相談いただいています
狛江駅前整骨院では、スイングで肩や肩甲骨周辺が痛む、練習後の運転や翌朝まで重さが残るといったお悩みについて、痛む動作、体幹や肩周辺の動かしやすさ、日常生活への影響を確認します。状態に応じて、ハイボルテージ、BMK骨盤矯正、楽トレ、鍼施術などを選択肢としてご案内します。すべての方に同じ施術を行うものではなく、効果や必要回数を一律にお約束するものではありません。
ゴルフを続けたい気持ちと、現在の身体の状態の両方を確認し、練習量を調整する時期なのか、医療機関への相談を優先する状態なのかも含めてご案内します。次のラウンドまでに状態を整理したい方は、予約時に「ゴルフのスイングで肩が痛む」とお伝えください。





